最近公開されたカラオケ採点特許について

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カラオケで採点してると楽しいものですが
その裏側、中の機械がやってることは
複雑極まりない計算処理です
歌唱音声データをどう評価するか
基本的にそれらの内容は特許で公開されています
では最近公開された特許で気になるものを雑に説明しようと思います
【ブラザー工業:JOYSOUNDのエクシングの親会社】
・原盤歌唱データのアーティストの歌唱特徴と声質をユーザ歌唱と比較して評価
・上記原盤歌唱データを楽曲や楽譜データなどから生成するプログラム
 どうやら次機種は原盤主義なようです
・音声合成によって模範ボーカルを生成
 現行のCeVIOによるボーカルアシストを進化させたものか、きちんと特許にしたものと思われます
【エクシング:JOYSOUNDの会社】
・即興を評価する方法
 アドリブを適切に評価する方法です
【第一興商:DAMの会社】
・音高差を音高評価に反映
 おおまかに言うと例えば3度きっちりはずれっぱなしであれば高評価な採点でアカペラならすごい人向きな採点方法のようです
・メドレーや唱歌など歌唱時間の長短によって不公平にならない採点
 なかなか細かい対応ですね
・採点結果表示用に前奏部、通常歌唱部、サビ部、クライマックス部、後奏部等の区間分割データを設定してたのを均等分割と歌唱部検出により自動化する
 今まで全部設定してたんですね
・カラオケ店の部屋毎の周波数特性の違いによる採点への影響をなくす方法
 細かい配慮ですね
【YAMAHA:DAMの採点によく採用されてるようです】
・聴覚特性の評価
 これは説明が難しいのですが、現行のリファレンスデータを基にした採点方法に、聴覚特性評価を加える場合、この評価方法はおそらく最強かと思います
 音の印象指標と特徴指標と、その2つの関連性を示す関連式を基に評価するようです
 例えばかわいい幼い声や渋く濁った声などを適切に評価してくれそうな感じです
おそらくこれらの特許は次機種に採用されるものと思われます
DAMは現行の磐石な採点基準に聴覚特性評価を加えて、その上にきめ細かい気配りを加味した採点になりそうな予感がします
JOYSOUNDは今までの採点方法を根底から覆す原盤主義な採点にアドリブ評価をプラスしたものになりそうな気配です
どちらも楽しみですね
(JOYSOUND好きな私から言いたいことは原盤歌唱データをホントにきっちり作って欲しいってことです。ここを手抜きしたらなにもかもオワリです)
採点特許に興味があるかたは、過去記事に特許の探しかたを掲載していますので、是非とも特許を一読されてみてください
【番外編】
まねきのこのコシダカさんの、ギターと採点するなら、画面をギターに適した表示にするって特許も面白いなと思いました
すきっとも頑張ってください
【2016/09/19追記】
YAMAHAさんの最近の公開特許に、「歌詞を発声しているか?」を確認する特許も存在するようです。
これで、DAMでのいわゆる「1文字歌唱」は不可能になるってことですかね。
楽しみ楽しみ

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